無理に真性包茎の皮を剥いてしまう行為の危険性について

無理に真性包茎の皮を剥いてしまう行為の危険性について

ペニスには包茎という問題が起こり、中でもごく一部ですが真性包茎は深刻な問題です。仮性包茎である場合は痛みを伴わずに簡単に包皮を剥くことができますが、真性包茎の場合それができないのです。真性包茎で悩んでいるからといって無理矢理剥こうとすることは大きな間違いです。

 

・仮性包茎と真性包茎では包皮輪が異なる

 

男性のペニスの包皮の先端部には包皮輪と呼ばれるものがあり、それが狭窄しているため起こるのが包茎です。まず、仮性包茎の場合は通常時に亀頭の部分が包皮に覆われており、勃起すると一部か全部が覆われている状態となります。

 

しかし、包皮輪が広いため勃起時に簡単に包皮を剥いて亀頭を露出させることができ、痛みを伴いません。次に、真性包茎では通常時でも勃起時でも亀頭が完全に包皮によって亀頭に覆われている状態です。

 

そして、包皮輪が狭いため手を使って剥くことができません。無理に剥こうとしても痛むだけであり、それこそが真性包茎の問題点なのです。

 

・無理矢理剥いてしまうことは避けるべし

 

仮性包茎であれば手で包皮を剥いても痛みを感じないためペニスにもダメージはなく、深刻な心配は不要です。しかし、真性包茎の場合は包茎を無理矢理剥いてしまうことはしてはいけません。狭い包皮輪を無理矢理剥こうとしても痛みを伴うだけであり、ペニスの先端部を痛めてしまします。場合によっては包皮輪や先端部に傷をつけることもあり、状況が悪化するだけなのです。

 

また、真性包茎は亀頭に恥垢が溜まり不衛生であることが多いです。そこに余計なダメージを与えてしまうことは避けるべきです。

 

・真性包茎は無理に剥かず手術で治す

 

真性包茎は無理矢理包皮を剥くのではなく、手術を受けて治すしかありません。それ以外に根本的な解決方法はなく、そして確実な方法だからです。仮性包茎の場合は手で包皮を剥いて亀頭を露出させることが可能なため必ずしも手術をする必要はなく、コンプレックスに思う男性患者が手術の対象となります。

 

しかし、真性包茎は手術でなければ治せません。包茎治療を専門にしているクリニックは国内でも多くあり、そこで医師の手によって施術を受けることがベストな治療方法であると言えます。

 

ペニスという部位を考えると、気になるとはいえ雑に扱ってはいけません。真性包茎の場合は多くのデメリットがあり、ただ亀頭が覆われているというだけではなく、様々なデメリットが考えられます。そのため、専門クリニックで正しい処置を受け健康なペニスを手に入れることは大切です。

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